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自転車のマークと線引き

自転車のマークで一番古いのがそれは当然、手書きです、複雑な色使いは不可能です。
車体色も黒が殆どですから、装飾には線引きは欠かせません。
先の細くなった真鍮パイプに塗料を入れて、指をパイプに沿わせて引きます、チェーンケースも同じ様に引いていました、当然固体差はかなり有りました。
その後はスクリーン印刷で転写シールが広く使われます、昭和初期のミシンも黒に金のマーク唐草模様、線引きが見られます、これは当時のデザイン的流行です。
その後、ビニールシートと粘着性接着剤の開発でステッカータイプが主力になりました。
MTBブームで生産が台湾に移るとスクリーン印刷の転写シールが高級車の標準になりました、車体色もマークと共にデザインされ多色な物に変化していきましたので、転写シールに塗装のマスキングフィルムを付け複雑な塗り分けを可能する方法が流行しています。
 一方MTBに乗り遅れたイタリア勢はアルミロードを進化させていきます、アルミロードは今までの工房(チクリ)とは別の流れからスタートしましたので、塗装方法は自動車と同じ手法を取り入れました。
元来、量産でも一台づつサイズの異なるチクリでも、時代の要望で複雑な塗装を要求されます、そこでPCカットでのマスキング塗装が重要になり、イタリアの有名塗装屋はヘェラリーに乗れるほどです。
シルクサイクルでは各種の手法でマークを製作出来ます、コストは掛かりますがスクリーン印刷での転写マークも製作できます。
イタリア式のPCカット・マスクでの塗装も可能です、サイクルショーの展示車の線引きもこの方法です。