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大家悪魔に魂売る 5

巨人自転車の日本販売会社は1998年創業です、その翌年片倉シルクも藤森社長を失い、三和グループの一員になった。
三和はセーラー万年筆の関係会社、台湾での生産、カナダでの販売等を行ってきた会社なので、巨大機械工業からの輸入もしていた、その時の巨大機械の日本担当者は、その後部品のブランドを立ち上げ、今や世界的なプランドになっている。
90年当初はNISE製品と言われ、やすかろう悪かろうの製品と認識されて、自転車店の店頭には自転車組合で作った「NISE製品お断り」の貼り紙が有って、台湾の巨人は苦戦のスタートだった。つまりその当時、日本自転車界から見れば巨人自転車は悪魔だったのだ。
当時にマウンテンバイクブームが世界的に加熱して来て、シマノ・アラヤ等の部品は品薄で有ったが、巨大だけはその企業力でなんとか確保できた、この辺が巨人の成功の理由だったと思う。
その後、大家は台湾本社の人事により来た社長と会わず退社して、LGブランドを立ち上げた。
マウンテンブームも一段落してきた21世紀、巨大はついにツールに参戦した、ツールもアームストロングにより、アメリカでのスポーツ用品のプロモーションと、見せるスポーツのメデア戦略により、大リーグ・NBA化したので、台湾企業は理解し易い状況にもなっていた。
ついに悪魔は日本自転車業界の目標もかなえたのだ。