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アルミフレームのヘッド割れ修理

IMGA0834.JPG
最近は目新しい事をしていなので、更新なくてすいません。
今日はお客様から依頼された、アルミフレームヘッドパイプヒビの修理を、新しい方法で行いましたので報告します。
アルミフレームはヘッド小物圧入部にヒビが入る物が多くある、アルミの特性から、小さな力が繰り返し掛かると壊れれるためであるが、ヘッド小物圧入部はかなりビミョーな状態にある。
ヘッド小物は圧入されるつまり、常に広がる力にヘッドパイプは抵抗しているので、ヘッド小物が保持されている=小さい応力が常にある状態にある、鉄はある程度の応力であれば常に掛かっていても壊れない、衝突等で異常な力が加わった時のみ割れる事は有る。
アルミはよほど注意しないとヘッド割れが出る、素材の時効硬化・圧入の嵌め合い等の具合で、通常の使用でも割れる事が有る。
ヘッドが割れてフレームは殆どがお釈迦になっているのが、現状だ。
私もイタリアでヘッドパイプ交換しているのを見てから、交換の修理もしているが、なにせ大掛かりになり再塗装も必要になるし、強度にも不安が残る。
今回は再塗装せずに乗れるようにするため、ステンレスのスリーブを焼き嵌めした。ヒビの入ったヘッドパイプの外径に合わせた、補強用スリーブを作り、加熱して膨張した状態ではめ込む。
写真は焼き嵌めが終わった所ぼ状況で、ステンレスはやけ色になっている、これは研磨すれば、ピカピカになります。
あなたのフレームはヘッド割れていませんか?

コメント

荒井様、去年のフォーラムではお世話になりました、あれ以来ランドナーの仕上げに関する時系列での変化を古いニューサイなどを参考に愚察している次第です本当に勉強になりました。
このブログは以前から拝見させて頂いておりましたがとても面白い記事でしたので初めて書き込ませて頂きます。

ヘッドはパイプに玉受けを圧入するのだから穴基準の締まり嵌めになるのでしょうか?弾性変形でパイプの内にも外にも円周方向では引っぱりの応力がかかりやはりアルミにはキツい条件の場所だと思います。
軸方向には常に圧縮の力もかかっているので変形としては3次元的で解析はかなり複雑ですよね。
ステンレスのリングを外から嵌めるのは円周方向の引っぱりに対してあらかじめプリプレス(そんな言葉でいいのかなw)をかけているわけですからとても合理的で面白いアイデアだと思い感嘆いたしました。
上手くいくといいですね。
話は変わりますが、最近の荒井様の作品にはステンレス素材が効果的に使われているような気がするのですが自分の中でのエルスのヘッドのメッキ色のイメージでとてもいいなと思うんです。いつかはあの色でランドナーを作っていただきたいなぁ〜なんて期待してます。

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