« リベット打ち | メイン | 80年代マーク »

ユーテクテックによるラグレス

画像の確認
片倉シルクの特徴である、ユーテクテックの低温溶接がある。
溶接の本来の定義は母材が溶解して、母材の同士を接合させるので、溶接であろう。
低温溶接とは少々変な言葉、母材は溶解させずに、低温で融着する合金を母材の間に流し、接合する方法、しかしこれではロー付けと同じでは?と思う方も多いと思います。
片倉工業多摩製作所 (片倉自転車の福生工場)技術部長であった 長谷川氏(のちに自転車技術研究所所長)の論文を見ると、通常のロー付けに比べロー付け(溶接)後の坑張力が強くラグレスに適した溶接方とある。
又、ロー付け温度が700度程度と低いので、母材に対する熱影響が少ない等の特長があると説明せれている。
作業自体はロー付けと同じであるが、ユーテクチックを使えばロー付け後でも抗張力が60kg/mm2程度あり、当時にフレームパイプに抗張力55kg/mm2より高いので、溶接並の継ぎ手強度があるので低温溶接と言っている。