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2006年10月30日

デカルの種類 マスキング

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私の知る範囲では、10年前に始められた革新的工法、当時マウンテンバイクが2色塗りわけデザインが流行していた、アメリカンデザインは当然カスタムカーからのデザインを引用し、ピンスト、ファイアー、等が取り入れらた。例えば黒に赤の塗り分け部に白のストライプを入れる、塗り分けデザインの量産が要求されてきた。当初は塗り分け部の転写マークを作り塗装色にマーク色をあわせて、マークと塗装の境を見えない様にしていたが、塗装色がキャンデーなどマーク印刷では出せない色の要求が出てきた。
 これを克服したのがマスキング デカルだ、簡単に言うとリタック紙を塗装のマスキングに使う方法だ。

2006年10月29日

デカルの種類 BC

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いわゆる、水転写マークでインクのみが転写されるタイプである。
水を使用するのは、紙に薄く澱粉糊を引いてこれで離形するためである、特殊な離形材を使用せずインクのみを転写したスバラシ工法だ、歴史も長く、インクのみの転写の例では、陶磁器に釉薬を転写し色付けをするのが代表的な例だ。
自転車、ミシンでも長く「アルコール貼」と呼ばれている、これは、接着用にニスを塗ってあるので、これを澱粉糊と共に溶かすために、水にアルコールをまぜて貼り付けに使用した。
現在の物はニスは使用されていないので、アルコールはいらない。

2006年10月28日

デカルの種類 感圧転写

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感圧式、このタイプはインクのみが貼り付けられる、この写真は乾式転写で水を使わない。
乾式は水転写に比べて、手軽に貼れるが、コストが高い、この理由は離形できる物の上に印刷するためで
インクの乗りと離形材の弾きとの調整が微妙だ。
インクの上には感圧接着材が印刷される、この接着材が熱硬化する物が熱感圧式になる。

2006年10月26日

デカルの種類ホノグラム

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競輪選手ご用達のホノグラム、競輪用フレームにはカッティングで文字を作り、貼ってからウレタンクリアーを掛ける。素材がポリエステルなので熱に弱いため、高温用で100度が限界である。
このメーカーでは、インクで必要を部分を隠し、不要な部分を溶剤で洗って細かい文字も作れる、半透明の色を印刷する事も可能である。

2006年10月22日

デカルの種類

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最も一般的なデカルはSKC(self adhesive decals)と呼ばれる、簡単に言えばステッカーと呼べれる物でのり付き透明シートに印刷してあるタイプで、裏の離形紙を剥がして貼り付ける、自転車用としては最も一般的で、剥がした事が有る方も多いはず。
写真にあるHRCSはSKCの耐熱版で、焼付け塗装に耐えるのでクリヤー塗装の下に貼れる、この透明シートは12ミクロンで薄いが、皺になりやすりので広い面には貼れない。

2006年10月02日

自転車 デカル

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自転車用のマーク、デカルと呼ぶ方が世界的に通用する。
この生産で世界の最先端を行くのが台湾メーカーである、いまでもマーク印刷を出来る会社は日本にも多くあるが、自転車の生産がホボ壊滅状態にある日本では自転用マークは商売にならないので、当然新しい技術は出て来ない、素材やインクでは日本製又は日本の技術で出来ている物は有る。ホノグラムのシートやUV型インク、感圧接着材などだ。
写真は台湾のマークメーカーの色見本である、普通印刷物はDICなどで色番号で指示する事が一般的だが、自転車のデカルは特殊な色が要求されるので専用の色見本帳があります。

2006年10月01日

シートマーク

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先日、SILKのシートマーク新品未使用品を貸して頂いたので、スキャンした。これからデーター化してマークを作る作業に入る、この当時のシールタイプのマークは殆んどがCP加工の上にプリントして下の色が出ない様にしていた、これもCPシートの上にプリントする予定だが、本物よりピカピカ光りそうだ。