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2006年11月25日

チネリ 鉄ステム

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東京オリンピック当時の名品 チネリ鉄ステムはどのように作られているのだろう?
シルクはクロモリのユウティクでの低温溶接で有名であるが、当時シルクではステムは作られていない。
その後、日東ハンドルで鉄のNJプロを作る事になり、ユウティク低温溶接で突合せ溶接でチネリステム様なクロモリステムを試作した、しかし強度が持たず、この方法での製造は没になって、鍛造の継ぎ手を作りロー付けする方法になった、このため形状はNJプロAAと同じ形状になった。
この経験から、ラグレスでのステム製作は強度に問題に有ると、認識している。
鉄ステムの良い物が無い今、数社でラグレスでクロモリステムを作っているが、強度には疑問が残る。
今ではクロモリステムはTIG溶接で製作するのが普通だが、チネリステムはどのようにして製作され、競技での使用に耐える強度を作り出したのだろう、次回、切断して解析する。

2006年11月12日

塗り替えの例

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スペシャライズ FSRの塗り替え、フロントホーク、リヤサスも塗装した例、塗装のためにはフロントホークはオイル交換等の分解組み立て、リヤサスのベアリング打ち変え、などの工程が必要になる、当方は自転車専門なので塗装から全て自社にて工作している、塗装だけの専門屋では、組付けに問題が出る事もある。

2006年11月07日

フィッティングシステム

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最近ロードバイクが再度見直され、自分に合った自転車のフィッティングが話題になっている様だ。
日本の競技自転車は競輪と土壌があり、そこから生み出された、豊富な資金が自転車産業の振興、競技力の向上に使われてきた。
1950年代からポジションは競輪の競技力育成の意味でも研究さて始め、確か60年代には人体出馬力測定器が、日本競輪学校に設置され、そこで得られてデーターから競技用のポジションを解析して、その結果から実車を作っていた。
殆んどの競輪選手はこの測定器に競輪学校時代に乗っている。
この測定器も時代と共に進歩して80年代には、ペダルの踏力が細かい位置で測定できる様になり、長距離においては最大酸素摂取量等の人体のデーターも取れる物になり、世界最高のフィッティングマシンで多くのデーターが取られた。
この内容は技研の報告書として発表されているので、研究対象としては非常に面白いと思う。
世界最高のフィッティングマシンと豊富なデーターを有る、国で有りながら、外国製品崇拝主義と御上の資料で有るとの理由からか、有効利用されておらず残念。
今回当方で製作した、フィッティングマシンは実車でのペダリングをシュミレーションして、適正サイズを出す物で、コンピュトレーナーを取り付け、心拍・出力・ペダル踏力をPCに取り込み、ポジションの変化との関係を測定する物です。